糖質制限で痩せない理由【女性のダイエット】

糖質制限ダイエットってどうなん?すぐに体重減った~!とか聞くけど。

糖質も制限しすぎたらあかんで。体にも悪いし、逆に太りやすくなる!

誰もが耳にしたことがあるでしょう、糖質制限ダイエット。
頑張って痩せるために、ご飯を抜いたり、甘いものを食べないようにしたり。

すごく痩せた!という人もいれば、逆にストレスでドカ食いになった人も…。

色んな情報を聞いていると、糖質制限っていいの?悪いの?と分からなくなってきますよね。

実際、糖質制限という言葉をきちんと理解していないと、痩せないだけでなく体にも悪影響を与えてしまいますよ!

今回は、糖質制限で痩せない理由と、痩せない状況を脱出する方法をご紹介します✨

糖質制限で痩せない 理由

主な理由
✅糖質とは何かを分かっていない。
✅糖質を制限しすぎている。
✅ダイエットは我慢するものと思っている。

糖質とは何かを分かっていない。

糖質制限
そもそも、糖質って聞くとダイエットの敵だと思われがちですよね。
ダイエット中に甘いものダメ!ご飯、パン、粉もんダメ!
でも実際、糖質にどんな働きがあるか知っていますか?

糖質(炭水化物)の働き

ごはんやパンなど主食になる食べ物に多く含まれる炭水化物は、車で言えばガソリンみたいなもので、体を動かすためのエネルギーの源です🚙💨

また、脳や神経には必要不可欠なエネルギー源でつまり、糖質は生きていく上で必要不可欠。

脳へのエネルギーが不足すると、思考力の低下、やる気の低下につながります。

糖質が太るイメージがついてしまったのは、糖質の摂りすぎが原因です😢

糖質を摂らなかったら?

糖質は、筋肉などに300g、肝臓に100gの蓄えがあります。
糖質を摂取していない状態で運動をすると、その蓄え分から消費されます。

仮に、その蓄えが補充されなかったらどうなるでしょう🤔?

糖質が不足すると、体は脂質だけでなく筋肉の成分であるたんぱく質を分解してエネルギーを得ようとします。
なので、糖質制限をしていると、逆に筋肉を減る可能性があるんです!
つまり、糖質を完全にカットした場合…

脳はブドウ糖不足で思考力が低下。
たんぱく質を代用するので、筋肉の減少。
糖質が枯渇しそうになれば、生命維持が優先されるため体は動かなくなります😨

まぁ、普通はそこまではなりませんが。

糖質を制限しすぎている

糖質制限
糖質がいかに大切か、分かりましたよね。
なので、糖質を制限しすぎているということは、体に必要な糖質が不足し、筋肉が減少している可能性もあります。

筋肉は、体のエネルギーを消費している大きなパーツなので、筋肉量が減ると基礎代謝が減ります。
つまり、普段何もしなくても消費しているエネルギーの量が減少。糖質制限をやめて、今まで通りご飯を食べて始めたら、太りやすくなるということです!

飢餓状態と勘違い?

食べ過ぎ
また、体に必要なエネルギーが不足すると、体は飢餓状態だと勘違い。
「死なないように、いっぱい蓄えとかないと!」と、摂取したエネルギーを蓄える方向に動きます。
その結果、脂肪が増えます。

その他の悪影響☠

加えて、低血糖が続くと、血糖を上げるホルモンが分泌され、血管が収縮、血圧もあがります。
筋肉のエネルギーになる遊離脂肪酸も増えて、血液はドロドロに。
結果、脳卒中や心筋梗塞の確率も上がってしまうのです。

ダイエットは我慢するものと思っている。

糖質制限
確かに痩せるためには色々我慢!と思っている人は多いですよね。
糖質を制限する時も、甘いものを我慢、外食を我慢、ご飯やパンを我慢、がまん大会していませんか?

我慢はドカ食いの原因?

確かに、今までドガ食いしていたのであれば、食事量の調整は必要かもしれません。
ですが、過度な我慢は逆にストレスになり、がまんの限界がきます。

そして、ドカ食い⇒リバウンドという結果に。

そうなってしまった人は、自己嫌悪に陥り「私にはダイエットは無理だ。」とあきらめてしまうことも。

食事に関する正しい知識を身につけて、健康的なダイエットをしていきましょう😃

糖質制限したら体重減ったけど?

糖質制限
糖質を制限すると、確かにガツガツ体重が減ります。1週間1kgのペースで減る人もいます。

でも、【体重が減る=痩せている】って思いますか?
体重は減っているのに、見た目はあんまり変わっていない人も多いのではないでしょうか。
何故なら、その減っている大部分は「水」なので。

体重減少は水が出ていっただけ?

実は、糖質制限ダイエットだけでは脂肪は余り減りません。

人間の脳は、糖質が主なエネルギーで、不足すれば肝臓や筋肉、脂肪に4倍の水と結合している糖質を分解してエネルギーを作ります。
炭水化物を控えると体重が減る理由は、たっぷり水を蓄えて待機していた糖質が分解され、蓄えられなくなった水分が出ていくためです。

【糖質制限で痩せない】状況から脱出!

糖質制限
脱出法
🌸適切な糖質の量を摂取する。
🌸おかずから先に食べる。
🌸適度な運動をする。
🌸たんぱく質と糖質を一緒に摂る。

適切な糖質の量を摂取する

糖質制限
糖質制限による負の連鎖を断ち切って、好循環を作っていきましょう。
デスクワークメインで運動量が少ない人の場合、1日の糖質必要量は、成人女性270g、成人男性330gぐらい。

厚生労働省が発表している、「日本人の食事摂取基準」は、たんぱく質13~20%、脂質20~30%、炭水化物50~65%が基準です。
目安としてはこのぐらいの量になります。
【参照:サワイ健康推進課】

おかずから先に食べる

糖質制限
糖質は消化が早いので、すぐにお腹が空いてしまいますが、脂質をうまく活用すると腹持ちが良くなります。

野菜から食べるのが良いと思われがちですが、先に取るべきは油とたんぱく質のあるおかずです。

これらは腹持ちが良いので、その後に糖質を摂ってもゆっくり吸収されます。
そうすることで、血糖値の急激な情報が抑えられます。


適度な運動をする

糖質制限
痩せるには、やはり運動が必要です。
軽いウォーキングや筋トレを毎日続けることで、自然と筋肉がつき、痩せやすい体へと変化していきます。

さらに、運動をすると食欲を抑えるホルモンもでるため、ついつい食べ過ぎてしまう人には効果的です。

たんぱく質と糖質を一緒に摂る

糖質制限
糖質が体の中に入ると、インスリンによってかき集められ、蓄えられます。
たんぱく質も摂取すると筋肉細胞たちが集めにいきます。

ただ、インスリンはゴミ収集車のようにガツガツ集められますが、筋肉細胞たちは、のんびりトング片手にゴミ拾いするようなイメージ。
そして、ある程度で辞めてしまします。

せっかくたんぱく質を摂取しても、取り逃しちゃうんですね😨

糖質の効果💪

たんぱく質(トングゴミ拾い人)と一緒に、糖質(ゴミ収集車)を摂取したらどうでしょう?

分泌されたインスリン(ゴミ収集車)の影響で、筋肉に糖分が入りやすい状態になります。
ゴミ収集車で一気に回収されるイメージですね。

この時、糖質と一緒に大量のたんぱく質も筋肉の中に入ってくるので、筋肉を修復にを助け、筋肉を成長させてくれるんですね。
MEMO
因みに、筋トレや運動の後に、たんぱく質と糖質を一緒に摂取すると、筋肉がつきやすくなりますよ✨

糖質制限で痩せない理由 まとめ

ダイエット
🙆糖質は体を動かすガソリン。不足することで、集中力ややる気の低下、筋肉量が低下し、逆に太りやすくなる。

🙆糖質制限で体重がすぐに減った時は、ただ単に水分が抜けただけ。

🙆無理な糖質制限はせず、バランスよく食べる。食べ始めるのはおかずから。

🙆適度な運動をし、運動後にたんぱく質と糖質を一緒に摂取することで、筋肉がつきやすくなり、痩せやすい体になる。
参考:医学書院 生化学
マンガで分かる栄養学

いかがでしたか?
糖質=太るというイメージがつきがちですが、糖質も大切な栄養素の一つです。
程度な運動と、バランスの良い食事で健康的に痩せれたら一番ですね😄
最後までお読みいただきありがとうございました。

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